自動車用部品のご案内
当社は、「粉末冶金技術」を用いて、製品の設計・製造・販売をしている専業メーカーです。
製品の生産性の高さ、高精度、耐摩耗性、耐熱性などの数々の特性を活かし、全体の80%以上を自動車用部品としてお客様に提供しています。
焼結部品の特徴
- 複雑形状部品の大量生産が可能
- 材料特性(摺動性、耐摩耗性など)の複合化が可能
- ミクロン単位の高精度部品の生産が可能
エンジン用部品
自動車のエンジンは、燃費向上・排ガス規制対策などの目的で、エンジンの使用条件が過酷になってきています。
動弁系には、材料特性を生かしたバルブシート・バルブガイドなどがあります。
タイミング機構には、ネットシェイプを生かしたVCT部品・スプロケットなどがあります。また、粉末冶金の特長を活かした従来では実現困難な配合成分とすることで、高強度・高耐摩耗性・耐熱性に優れた材料を使用したチタンバルブがあります。
ショックアブソーバ用部品
4輪車、2輪車のショックアブソーバ用部品では、その重要構成部品であるピストン、バルブケース、ロッドガイドを生産しています。
ピストン専用材料を用いて、高精度シート面を有したピストン、ベースバルブ、低フリクション化の樹脂巻きピストンの開発・製造によりショックアブソーバの減衰力安定化をはかり、操縦安定性、乗り心地の向上に貢献しています。
ミッション用部品
ミッション用部品では、世界初の高強度材料と摩擦材料を二層一体化したシンクロナイザリングやニアネットシェイプ成形のハブクラッチが使用されています。そのほかとして、高温焼結方法によりレバー・シフトギア・シフトフォークなどの高強度部品を製造しています。
その他の自動車部品
生産性の高さと低コスト化で、ドアロック・サンルーフ・クローザなどや、ABSセンサ部品および、パワーステアリングポンプのロータ・カムリング・サイドプレートなど、各ユニットに数多く使用されています。